旅館の骨組みを残し外観を蔵造りに改築してから、はや二十五年が経ちます。 その当時37才の疲れを知らない働き盛りの若者は、蔵造りの建物に憧れ、民芸家具を配した談話室を設け、館内を白壁とダークブラウンの板張り廊下・柱・梁で民芸に統一し、夢の旅館造りのスタートをきりました。バブル経済期の右肩上がりの経済成長の波に乗って毎年少しずつ手を入れてきましたが、十年経過し館内が一通り民芸に統一できた頃、バブルが弾け成長も止まり右肩下がりの時代に突入しました。売上高も年々減少の時代が十数年続き経費節減、無駄を無くそうで、若かれし頃の夢の旅館造りを忘れかけていたこの頃ですが
今回の「松本民芸家具ショールーム」見学でその夢が再燃し久々に清々しいひと時を過ごしました。